H2Oにまつわる話を2つ。一つ目は氷の話。
10月4日の「朝日」に「永久凍土の融解が温暖化加速」の記事が載りました。
永久凍土の融解により2300年までに、想定より1.69度上昇するとカナダの研究チームが発表したらしい。
2300年なのでかなり先ですが、同時進行中の正のフィードバックの一部なので、これから全体でどれだけの気温上昇になるのかわからない。
2つめは、水の話です。同じく「朝日」の3日付け。「世界の地下水、枯渇の恐れ」が載った。
世界の地下水は、たまる量の3.5倍の過剰な使い方がされているようだ。
今年は温暖化によるとみられる干ばつで、ガンジス川は54倍、米国中央部では9倍の地下水が汲み上げらしい。
中国・黄河一帯は8倍、南カスピ海地域は100倍近くも過剰に地下水を使っているようだ。
帯水層だから組み上げてしまえば、なくなってしまう。地下の水位は見えない。今さえよければ…? とても持続可能ではない。
飲み水と食べ物にかかわる事、いつまでもあると思って使い続けていて、「なくなっちゃった」ら、どうなるのだろう。「飲めない、食えない」を想像したことがない人が多い。
水が持続可能でなければ人類も持続可能ではない、事になる。転換が必要だ。
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