「私たちの未来を奪わないで」学生ら300人(毎日)-24日世界中で気候デモ行われ東京でも若者が路上に立った。
海洋からのメタン放出以外に、陸の永久凍土からのメタン放出も重大だ。
世界中にある永久凍土は1900万平方キロメートルあり、この地帯での1880年代からの気温上昇は2~3度もあり融解がすすんでいる。
永久凍土に含まれるメタンや二酸化炭素、一酸化窒素などの温室効果ガスの炭素量は1万4000億~1万7000億トンあると言われている。2040年までに、そのうち1100~2500億トンの放出がみこまれ、さらに2100年までに8000~1万4000億トンが放出される計算だ。
そうなると温暖化の暴走、連鎖は止められない。そして人類の破局を心配する声が総意となり、これまのあり方を後悔し、温室効果ガスの排出を止めようが、新技術で大気中からCO2を取り除こうが、これではとても追いつかない。
現れる被害の時期も大きさも地域で異なる。家族が食べ、水の飲み、生きるためならば、人々は略奪でも戦争でもやるだろう。その時は、それでも温暖化は止まらない、止められない。その時、私たちはもういない。
まだ、間に合うかもしれない。若者たちは、路上に立ち叫んでいる。「私たちの未来を奪わないで」
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