永久凍土の融解で温暖化に拍車の懸念

　コペンハーゲン大学などの研究グループが永久凍土の融解が進んでいることを雑誌に発表した。
　
　永久凍土は、凍った土で北極圏やシベリア、北米大陸に分布している。
　融解が進めば、有機物が微生物に分解されて発熱し、さらに融解が進むという。
　測定した結果、１日、乾燥土１グラムあたり、約３ジュールの熱を作り出すことがわかった。
　永久凍土が融ければ、メタンがでるし二酸化炭素もでる。微生物の発熱も合わさった温暖化の悪循環が進むことになる。マズイ。止められないかもしれない。