国際労働組合総連合の労働者調査によると、世界の方向について、各国の働く人々は、悲観的な見方をしているようです。
おそらく生活実感を反映している結果だろう。(学習の友8月号・ふせけいすけ全労連国際局長)
表のように、「世界は正しい方向に向かっている」と思っている人は40%で「悪い方向〜」が60%だそうだ。
日本は、80%が「悪い方向」と思い、「よい方向」は20%しかない。ギリシャについで2番目。毎年3万人が自殺し、餓死する人も生まれ、世界一のカネ持ち国の矛盾ここにアリ。
主には、生活に関連しての思いからきているようだ。
世界平均で、
■自国の経済状態が悪い → 66%
■生活できる賃金が確保できない→58%
■貯蓄が困難 → 64%
資本主義特有の症状、過剰生産・過小消費の矛盾がグローバル経済のなかで現れている気がする。貧しいものから、豊かなものへ、富の移転が行われている。
自国経済に最も影響を与えているものは?
□銀行(金融資本) 53%
□大企業 29%
□労働者・労働組合 7%
□中小企業 3%
で、大企業・金融資本への批判が高いようだ。日本では、その認識の度合いが低いらしい。「債務を誰が払うべきか?」⇒「銀行と大企業」と答えてた人はドイツなどで9割だそうだ。しかし日本はその半分らしい。本当の情報が提供されていない。
もちろん一般に、金のあるものが金を稼ぐために金の力を行使する。情報もしかり。自ら意識しなければ、あなたの認識も金の力に影響される…。結果、
でも歴史を見れば、金の力を排除していた、ここに本当の流れがある。日本、主権者、