サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

原発再稼動−「安全だろう運転」の危険

 民主党・野田政権が大飯原発の再稼動を決めた。7月初旬から発電をはじめるらしい。写真⇒海抜わずか2メートルのオフサイドセンター。

 橋下市長はコメントで「地元の大飯の皆さんには、本当に感謝をしなければいけないと思っています」⇒この意味はなんだろう? 賛成してくれてありがとう、と言うことか。
 「あくまでも限定的な稼働というところを原則にしてですね」⇒最もらしい落としどころだし、秋の総選挙を一大争点化を睨んでの事だろう。橋下氏にとって、再稼動反対も再稼動容認も、注目を浴びる意味で同じ。選挙で勝ち、全権委任を得るための芸人政治家いつものやり方だ「赤旗」-再稼働容認」の橋下大阪市長
 原発再稼動を車の運転にたとえると
  ブレーキの聞かない可能性のある欠陥車を
   ガタガタ道のガードレールのない絶壁の下り道を
    無免許で運転技術もない運転手が酩酊状態で、
大丈夫だろうとスピードを上げるようなものだ。
 「安全だろう運転」は、やめるべきだ。
 「飲酒運転を知りながら同乗すれば罪に問われる」ならば、「安全でないと知りながら」再稼動をストップできず結果として容認すれば、やはり罪を問われるだろう。後世の人たちから、私たち今の国民が。仮に事故にならずすんだとしても、やっかいな放射性廃棄物の管理をさせる事になるから。
 
 「だろう運転」の次は、⇒「電気代値上げ」の脅しで、経済界の狙いどおり一斉稼働へ進むだろう。  TBS⇒再稼働決定、説明責任果たしたのか
 共産党の笠井議員の追及をご覧ください。