サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

マツタケ--なぜ松林は消えたのか?

 写真がないのでブログも書きにくい。昔の写真はないし、最近の山の写真もないので絵にならない。
 松林がなくなったのは、松食い虫の発生と思う。今、上天草の松島でも、言うならどこでも、松の木が松食い虫にやられて枯れている。理由は分からない。
 しかし人為的なもので、私の小さい頃、松食い虫にやられるからと言う理由だったのかもしれないが、「モリシマ」と言う、たしかオーストラリア原産の外来種「モリシマアカシア」とか言う種類の木をたくさん植えたことがあった。この木は外来種と思うが、やせた土地でも繁殖力は強いが台風が来るとすぐに枝が折れる弱い木で、広範に植え、松林にとって変わった。この植林は行政が仕掛けたと思うが誤りだったと思う。

 今、私の出身集落は小さい子どもがほとんどいない過疎地になってしまって、山にはほとんど行かないで荒れ放題。あと10年も20年もすると集落さえなくなる可能性も強い。もしそうなるなら、自然林である主に樫の木の雑木林に戻したい。人間が植林するなら、しっかり管理する林。
 私の夢は、貨幣価値は、ほとんどなくても、自然価値も地域価値にそこそこあふれる、少しばかりのエコツアー的な、松林のマツタケの取れる山を幾つか回復したいと思っている事。(写真・追加 人面松-何を思う??)