原発を2基積んだ米空母が横須賀に母港として配備され3年がたった。昨日、横須賀市で「米原子力空母いらない」−4500人集会が開かれた。共産党の「赤旗」は1面トップで報道したが、他はなし(検索できず)。
東電が電気を送る地域に原発はない。危険だから法律で都市に原発の立地は許されていない。
しかし米軍は、堂々と原子力艦船を横須賀に入港・停泊させている。特に空母のジョージ・ワシントンは、母港として横須賀に居座り、日本の国民の税金で、軍人、軍属その家族が周辺に手厚い待遇をうけている。そんな金があるのなら震災復興にまわすべきなのに。
原発空母は、戦争や訓練がない時は、ほとんど停泊している。原子炉は止まっているが冷却は必要。地震、津波などが起きれば、外部電源の喪失、津波のひき波でどうなるかわからない。
過酷事故が起きれば、首都圏の人たちはどうなるか?今のセシウム騒ぎどころじゃない。逃げられない。三浦半島には活断層もある。地震の活動期に入ったとみられる日本、浜岡原発の廃炉と共に、横須賀原発-原子力空母G・Wも撤去してもらおう。
事実を知れば、首都圏人はだまっていないはず。こんな重大な事を訴えている集会を報じないメディアの現状は極めて深刻。せめてネットで回してほしい。
米軍の原子力艦船は、大丈夫の「安全神話」。米軍関係は特別扱い。「赤旗」に載るような集会はムシ。知らされない国民は不幸。報道の責任を放棄したメディア、よもやの事があったら、どう責任をとる?
こんな会も頑張っています↓。
原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会⇒