今日は東日本大震災・福島原発事故から13目になります。
さよなら原発くまもとでは屋内集会を開催。
昨年につづき飯田哲也さんを招いて講演がありました。
膨大なプレゼン資料を使って、再エネが進む世界と、1周2周と遅れる日本の現状を話されました。
自公政権は、危険で、コスト高、廃棄物処理の見込みのない原発にしがみつこうとし、日本をさらに停滞する国へと進めている。
その分、再エネが遅れ、しかし、出力調整で、せっかく発電した電気を捨ててしまっている。
愚かな行為は、自公政権が変わるまで続くだろう。
膨大な資料、データが欲しいと思った。
ただ、「脱成長」論の私としては、先進国主体、技術信奉には、疑問を持っている。
いわゆるデカップリング問題だ。
FV化はすすめていいが、化石燃料車はもちろん、EV車だってどんどん造ればいいというものではない。
先進国は、CO²デカップリングは可能かもしれないが、マテリアルデカップリングはできない。
資源開発国の環境破壊、生態系破壊は進むし、経済成長が進めば、それはまわりまわって地球規模の環境破壊は不可避だ。
物事を惑星規模で考えなければならない時代、「人新世」を全く考慮できていないと思う。