今日の「朝日」、元海自指令官の香田洋二さんインタビューが載っている。
読んで見てなるほどと思った。自衛隊の元艦長、司令官にも、こんな人もいるんだと思った。
真摯に防衛問題を考えておられる。本物の自衛官と思える。
ウクライナ戦争の解説で、自衛隊の現役・元、それぞれどんな考えをしているのか?を学ぶために動画やニュースを見ているが、香田さんのような話はされない。
すべてに賛同するわけではないが、「朝日」に出てのインタビュー、いろいろと横やりもあるだろうに、こんな風な率直な物言い、好感持てる。
岸田自公政権が打ち出した5年間で43兆円、これまでの1.5倍の防衛費について「身の丈を超えている」と語る。
「本当に日本を守るために、現場が最も必要で有効なものを積み上げたものだろうか」と疑問を呈し、「43兆円という砂糖に群がるアリみたい」と批判する。防衛費を増やすことは必要だが、「身の丈」を超えていると‥‥。
戦争を言うものを理解し、自制心を持ち、いざという時の構え、そうならないようにどう対処すべきか→→ 「自衛隊が守っているのは民主主義なのですから」 この言葉に象徴される。
権力や時の政権を守っているのではなく、国民と民主主義を守る--と。
開発する12式ミサイルの射程を200キロ→1000キロに--燃料を5倍、エンジン含め再設計
超音速ミサイルは米国が2兆円かけても配備計画にいたらず
衛星コンステレーション開発‥‥
サイバー部隊の2万人確保への疑問
防衛産業の基盤の薄い日本でできるのか?と。
私としては、このような事実問題をもっと知りたい。
日本は産業的にも技術的にも落ち目の三流国になりさがりつつあるのに、この前のめり、それを受け入れる国民。対峙しようとする中国は、国力が日本の4倍になり、技術力もあるというのに。