ニュース(朝日)によれば、26にから始まる臨時国会で菅義偉首相は、温室効果ガスの実質排出ゼロの宣言を行うらしい。
エッ ホントに?
それが本当ならば、すごい! 大したもの、と称賛を送りたい。
ホントなら。
確かに、EUが法整備を含めいち早く表明しているし、世界最大の排出国の習近平の中国だって2060年までに実質ゼロを表明しているので、世界の大きな流れだから。
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ここで心配なのは、「単なる表明」に過ぎないのでは?という疑念だ。
石炭火発は新設するし、再エネには消極的で、開発はあちこちですすめ、原発依存を強めているし、現実を見ると信用できないンだよなー。
経産省の古い経済モデル・成功体験から抜け出せないでいるし・・・。やってるふりばかりだし…。
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でも問題は政府ではない。私の最大の懸念は、主権者国民の意識の問題です。
諸外国のように、2030年までに50%削減2050年までに排出ゼロ、それほど多数の国民が叫んでいるのか?
主権者国民が政府を動かしているのか?という根本問題です。上からではダメ、下からでないと。
どう、運動と世論を高めていけばいいのか。う~ん。
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でも、せっかく菅政権が2050年排出ゼロを国会で表明するなら、懸念は懸念としつつ、その実行を迫ろう。実効性をチェックしながら、問題点をただし、実行させよう。
そのためにも、世論と運動…