サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

あなた達に罪はない

f:id:adayasu:20200305141040j:plain

 赤牛は、まだ若い感じだった。
 雄牛は、やがて殺され食肉となってしまい人間が食べる。
 かわいそう。
. 
 古い牛小屋だったが、おとなしい牛たちに、不幸感は見えなかった。
 天気もよかった。イライラ感、焦燥感も感じられなかったし、見かけない人間がやって来ても、怯えるわけでもなく落ち着いてこっちを見ていた。
 世話していたのは、80才近いかな? と思えるような、おばあちゃん。
 思いを込めて世話をしていたように思えた。 阿蘇の外輪山側の農村で。
. 
 畜産が排出する温室効果ガスは極めて高いそうだ。
 様々な論文があり、どれが正しいのか分からない。でもそれなりの割合だろう。
.
 牛のみなさんに責任はない。牛の行為でなく、人工授精で生まれたみなさんばかりだ。
 人間は、本当に身勝手だと思う。
 子どもの頃、うちで黒い牛を飼っていた。餌を刈ってきて、ワラをきって食べさせるのは私の仕事だった。牛に追っかけられ、怖くて泣きながら走って逃げたこともある。
 こんな映画もある。
adayasu.hatenablog.com
www.youtube.com