「地球に住めなくなる日」-いま読んでいます。
地球に住めなくなる……、これをどう?とるか、ですね。
私は、文字通り、そんな日がやってくると思っています。科学者が言っていることに説得力を感じて。
今年は暖冬で、昨年はオーストラリアやブラジルで森林火災があり、日本では台風の被害も大きかった。
少しづつ、地球温暖化による気候変動が起き、被害が大きくなっている。
このまま進めば…… ということはない。
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ある地点から、劇的な変化が起きて止まらない。異常現象が異常をよび連鎖、加速していく。閾値を超える。臨界点を超える。
このまま進めば、地球はどうなるのか?人類はの未来は?
の問いは愚問だ。
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地球が、どうこうする話ではない。 私たち、あなたたち人間は、どうするのか? 人類の選択しだい、ということだ。
人間はこれから先、温室効果ガス排出どれほどやるのか? 産業革命以来の気温上昇を1.5℃に抑えるのか、2℃に抑えるのか?、4℃5℃6℃まで選択するのか? ということ。
著者はジャーナリストで、世界中の科学者の研究や論文を紹介し、危機的現実を示している。
産業革命以来と言ったが、そんな遠い昔の話ではない。化石燃料の燃焼の半分以上は、1989年以降の事だ。アメリカの議会でジェームズ・ハンセン氏が「温暖化」を警告してからのこと。第二次世界大戦後でいえば85%にもなるそうだ。それも日本を含む一部の先進国の。
私の人生に重ね合わせるなら75%もの排出期間を生きてきたことになり、これから、さらに。
何とか、しないと何ともならない。
との思いから集まった「グローバル気候マーチ熊本」のメンバーの会合があった。
今後の取り組みについて、いろいろ話し合った。みんな若いみなさんばかりで発想も豊かで新鮮だ。
「住めなくなるまでに」、住めるようにしなければ、、と。