今日、久しぶりに洗車。しかし下半身だけ。電気系統は水に弱くてしばらくダメのよう。
11月も中旬なのに、今日も暑いですね。
さて地球46億年の気候大変動のつづきです。私の学習活動にしばらくお付き合いを。
この本で横山祐典教授は、今年、発表された研究なども紹介されていて勉強になった。
たとえば、先日、ニューズウィークで紹介した「ホットアース」。
このまま進めば「温暖化」程度ではなく、「灼熱地球」という新しいステージに変わり、産業革命以来4〜5℃も高い平均気温で安定するという予測だ。(ストックホルム大の研究)
東京は、沖縄並みの気温になって花見も紅葉もなくなり、雪はめったに降らない地域になり、北海道が今の九州ぐらいの気温になるかもしれない。
地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来 (ブルーバックス)
- 作者: 横山祐典
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/10/17
- メディア: 新書
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研究が進むにつれて、氷床の気候感度が高い事が分かってきている。
10メートル以上も海水準が上がると世界の大半の都市は水没する。膨大な人口移動が始まるが、人々は仲良く土地を分ける事になるだろうか。
ウチの借家の海抜は6メートルぐらい。私が生きているうちは大丈夫。しかし孫の世代になると大変だろう。もちろん、責任は、いま生きている私たちにある。
問題は、時間と感度。産業革命以来、今より0.5〜1℃上がれば、ホットアースへのスイッチが入り、どうあがいても元に戻れないという。あと10年猶予があるのか?、20年あるのか?やってみないとわからない。ダメな時は、「ハイそれまで」。これが現在進行形の「未来社会」。
科学者の警告を聞かない人々、政府、経済指導者。「このままでは病気になりますよ」、医者の警告を聞かない患者。
でも「チクッ」と痛みを感じたら、めまいがしたら、異変を感じたら、素直に病院に行っておとなしく治療を。手遅れになる前に。あなただけの体ではない。
そう、今のあなた達だけの地球ではない。現在から未来につながる多様な生物種、その一員である未来の人類の地球でもある。