今日の「熊日」から。
河野外務大臣は、外務省2019年版外交青書を発表した。
その中で、これまであった「北方4島は日本に帰属する」の言葉を削った。
これまでさんざん「北方領土を返せ!」と叫んできたのに、なんという弱腰外交だろうか。
安倍首相が、これまでの政府・自民党の4島返還の立場を投げ捨て、説明もなく「平和条約」・2島返還に前のめりになっている。なんど会談しても、弱腰のために足元を見られ、事実上そっぽを向かれている。それでも2島返還の兆しすらない。
返還された場合、米軍基地を造らない保障がないからだ。それでもロシアにすり寄り、国内世論だけごまかせばいいと思っている。恥を知らない。
右翼のみなさんが騒がないのが不思議でならない。なぜ「弱腰外交」と批判しないのか? 領土問題に対して、こんな態度でいいのか? 尖閣諸島問題では、あれほど騒いだのに。日本の右翼さんたちが、本物かどうかが問われている。
左翼の日本共産党が、4島どころか、千島列島全体を返せと主張しているのに、どちらが「愛国者」かわからない。がんばって下さい。右翼のみなさん。存在意義が問われています。