北方領土の日、「島を返せ」たすきの使用中止 -「読売」だそうです。
「北方領土」返還要求全国大会のアピール文から、「4島不法占拠」の文言が消えて、「島を返せ」のタスキもやめたそうです。
なんでしょうね? 安倍首相の弱腰外交に付き合って、道理もない論理でいいのでしょうか? 特に右翼のみなさん…。
歯舞、色丹の北海道の一部だから当然、南千島の国後、択捉と北千島の全千島列島を返せと、「左翼」の日本共産党が長く主張しているのに情けない。
日本が千島列島を放棄した事がなにより問題だ。ソ連が領土不拡大の原則に反し千島列島を取る事は国際法違反だ。
2島返還も曖昧のまま、平和条約を結んで安倍総理の遺産にしようとしている。
でも2島の返還もムリです。
米軍との密約で、日本のどこにでも米軍は基地を置く事ができるとしているから。だからソ連と米軍基地は置けないとの約束はできないと。安倍総理、、国民は騙せても、ロシアは騙せないですよ。
その密約について、外務省が機密文書でそうかいている。↓。 「地位協定の考え方」
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こんなこともあるので追記しておきたい。
今日、2/27「読売」-「解説スペシャル」で編集委員の笹森春樹さんが「固有の領土」揺れた中身について、見出しで書いている。安倍政権がプーチン大統領には遠慮してか、「固有の領土」を使わなくなったことが背景にあるのかもしれない。
しかし、笹森氏の解説は、講和条約での千島放棄、ヤルタ協定にも、ダレスの恫喝にも触れていて、至極まっとうだ。「読売」編集員にもこんな人がいる…。心得ておかねば。