トランプ米大統領が米国と旧ソ連で結んでいる中距離核戦力(INF)全廃条約から離脱する意向を表明した。
そして、新しい核開発さえ示した。この問題に一番怒るべきは、安倍首相、ではない。日本の国民だ。安倍さんの米国信奉は、それが仕事と思っているので、やめさせる以外に変わらない。
北朝鮮のミサイル実験や核実験には、あれほど騒ぐが、米国の核には多分に容認の雰囲気だ。メディアも同じ。
中距離ミサイルは、米国は射程に入らず安泰だ。
NATO諸国とロシア、日本とロシアが核戦争の危機に見舞われる。
米国がINFから離脱し、アジアに潜水艦から発射できる核ミサイルを配備するとなると、ロシアに加え、中国も黙っていないだろう。
第七艦隊は、横須賀が拠点だ。そうなれば、日本は、米軍基地は真っ先に標的になる。こんな危険な事はない、
「アメリカが日本を守ってくれる」このマインドコントロールがら早急に抜け出す必要がある。(写真は自衛隊HPより)
(加筆)大事な事を忘れていた。INF調印は、米ソで行ったものだが、そう強く圧力をかけたのはCNDなど各国の核軍縮運動だった。
それは日本でも盛り上げた。
民青の頃、学習も重ね、核トマホークの模型をこしらえて、下通などにおいて、配備反対の宣伝をしたりしたものだ。写真はメーデーで展示したもの。
報道面で、この根本の認識が弱い。
「INFは私たちが米ソに結ばせた。離脱は許さない。核廃絶にこそ向かうべきだ」と、被爆国日本と世界の世論と運動を強めたい。