映画「ごはん」を観てきました。
被災者支援向けに益城町の、なんてろ?公民館でありました。熊本市ですが私も被災者なので。
お金はかけていない(かけられない)映画ですが、良い映画でした。
農民連のみなさんが上映されています。
田んぼのシーンは、高速道路や都市部を背景にする、面白いコントラスト。
親が急死して、実家の農業をする羽目なるという、ま、よくありそうなストーリーですが良かったです。
この映画の場合、東京で働いている若い女性が主人公。
農家出身の私も、田んぼの水の管理は初めて知りました。映画では、水路のバルブを開いて水の出し入れをしていましたが、昔、おそらくウチ親たちは、棚田のあぜ道をとおり、井出からの水路に、クワで泥をかぶせたり、どかせたりして水の管理していたでしょう。
稲は、出穂させる前に、いったん水を抜いて少し乾燥させるそうで、私、農家だったのに知りませんでした。
農家の後継ぎが不足、日本の農業は日本人の食に関係する事、もっと日本で自給できるよう国民が関心を持ち支えるべきと、思いました。
機会があったら、ぜひ、ごらんください。