サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

トランプのウソは許される…

 ニュースは毎日毎日、トランプ大統領の話題でもちきりだ。(今日の「毎日」から)

 気になるには、やはり暴言だ。またか…と思う気持ちもあるが、見過ごせない重大問題だ。
 自分の大統領就任式参加者数を「過去最大の聴衆だった」と、大統領報道官が言った。言わせたのはトランプ氏。
 2009年のオバマ就任の時は180万人と言われ、今回と写真を並べられても、別の大統領顧問が「もう一つの事実」だと説明した。ものは言いよう、レベルではないウソだ。
 トランプ氏は大統領選後の11月にも、ツイッターに「違法に投票した数百万人を差し引けば、得票総数でも私が勝っていた」と投稿した。しかし各地の選管当局は不正投票の証拠を確認していない。トランプ氏は、得票総数で約290万票差でクリントン氏に負けた。傲慢きわまる人物だ。
 こんな明々白々なウソをついても許される人ってどんな人なのだろう。詐欺師は人をだますのが仕事だが、見つかれば捕まる。
 私たちは、ほんのちょっとした過激発言をしただけで、とっちめられる事もある。
 世界に巨大な力を行使しうる米大統領なら、明らかなウソや暴言が許されるのか?
 ワンマン、独断専行を許す傾向が強まっている現象は、
 強いものに依存し、身をゆだねる、その瞬間は楽な方に生き方、ナチスドイツの時代にあった傾向ではないだろうか。