今日は久しぶりの日帰り東京出張でした。療養中の友人Sに会おうと思って早くでましたが連絡つかず。(心配)
あまり時間がない…と考えながら、千鳥ヶ淵戦没者には行ってなかったなあ、と思い、行ってみました。
東京駅を下りて、歩きで、。
若いころ東京には3年程働いていましたが、思えば皇居には行ったことがありませんでした。欧米人もアジア人も多かった皇居を、天皇さんはここに住んでいるのかな…、敗戦の時のひざまずく人々の写真とか…を想像しながら突き抜け、千鳥ヶ淵墓苑に。相当、歩きました。暑くて汗だく、皇居はひろい。
黄色い菊の花を選んで買って献花し、手を合わせてきました。
「二度と戦争をしないように頑張ります」と思いましたが、今の政治を風潮を見ると、心もとなくなりました。でもま、とくにかく頑張ろうと。
近所の靖国神社に比べ落ち着いた感じでしたが、金属板の展示に目がとまりました。
アジアの各地域で、軍人・軍属・一般邦人の死者数が書きこんでありました。
例えば、フィリピン518,000、台湾41、900、沖縄186、500、中国本土465、700などです。計240万人。円で囲んで記してあります。
靖国神社・遊就館にも3回ほど行ったことがありますが、比べて実にシンプルで、表していることは明確でした。
私なら、加えて現地の住民、戦った人の死者数を全部を書き込みたいです。
それと、戦没者というコトバがなんとなく気になります。赤紙一枚、徴兵され、強制的に戦争に行かされ、犠牲になった人です。誰がそんなことをしたのか? との問いが出てこない感じなのが“戦没者”というコトバです。
千鳥ヶ淵を後にし、それから地下鉄の九段下まで歩いて、昼飯も食わず…。
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(電車乗り継ぎを失敗し右往左往も)