私としては、こうゆうのは絶対に許せない。
昨日の「朝日」社説によると、
「国家政権転覆」という罪で、昨年3月、弁護士ら300人以上が一斉に拘束された。
裁判で4人の弁護士に有罪判決が下された。判決では周世峰弁護士らが「国家政権転覆の発言を繰り返し、世論を利用して政府を敵視するよう仕向けた」と認定した。
家族の接見は許されず、過酷な取調べが行われ自白が強いられたのだろう、4人は罪を認めたとされている。
小林多喜二の小説「1928年3月15日」を思わせる。<小説のモデル>
戦前の日本でも、自由や民主主義や平和を求める運動に対して治安維持法で過酷な弾圧があった。主には日本共産党が狙われた。そして「アカ」「国賊」として報道され、弾圧が国民的な蔑視のなかで後押しされた。
いまの中国では、その一党独裁支配のために中国共産党が、民主主義者や自由主義者、人権派弁護士らを投獄している。
権力者は、いつの時代でもどこの国においても、同じような横暴をふるおうとするものだ。 これらに対しては、世界中から厳しい批判の声を突きつけるとともに、勇気を持ってたたかう人々には、連帯の声を届けるべきだろう。日本からも。 〇八憲章 過去ブログ⇒〇八憲章、ノーベル賞