今日も震災支援物資の受け入れと配送に追われた。
たくさんの電話での問い合わせ、着時間予定、物資の内容の確認などでてんてこ舞い。
鹿児島の姶良から長時間かけて持っていただいた水は、西原村に直送してもらった。
広島の方、車でボランティアに来られた募集した行政側とミスマッチ、運んでいただいた有名な井戸水を私たちでいただいた。福岡から大牟田、かはん地区、上天草の宮下市議から物資をいただいた。みなさんのご支援に感謝いたします。
宅急便も再開したので、少量の個別の必要ものは、個別に送ってもらってやりとりたしたほうが効率的です。
しかし、まだまだ物資の過不足があり、足りるところと足りないところのアンバランス解消が行政の最大の課題。ここがスムーズにいけば、不必要な混乱はかなり解消する。
県職員や市職員、要請された他の自治体職員は、長時間労働でクタクタ。人が圧倒的に足りない。
だいたい自治体職員を減らし過ぎだ。その公務員削減へのバッシングに加担した世論、いま振り返ってみるべきだ。
現地・現場のこんなあくせく、バタバタをよそに、
おにぎり配られたとき「こんな食事じゃ戦はできない」。避難所への支援物資配布をめぐっては、「物資は十分に持ってきている。被災者に行き届かないのはあんたらの責任だ。政府に文句を言うな」と、県職員に声を荒げた人がいる。
政府現地対策本部長の松本文明内閣府副大臣(西日本、朝日4/21)
また、熊本県と政府との重要な調整のテレビ会議で、河野防災相に、「食べるものがない。これでは戦はできない。近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい」と要請した。
これに応えて、河野大臣が手配し、県関係議員の事務所がおにぎりを届けたとの話だ。なんともいやはや…。
官邸は松本氏を更迭したようだが、それは批判の強まりと選挙を意識してのこと。やっぱ、一番の関心事はそれ。