サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

熊本から戦争法NO! 野党5党が統一候補

 下の方は、今週の「赤旗」日曜版です。
 民主、共産、社民、維新、新社会の5党が、市民団体でつくる「くまもとネット」の要望に応え、無所属の野党統一候補の擁立を確認した特集を載せています。
 記事は、①集団的自衛権閣議決定の撤回 ②「11の安保法」の廃止 ③立憲主義・民主主義をとりもどす、の3点と候補者での合意の流れです。その経過を正しく再現しています。(一部の報道によれば、候補者は阿部広美弁護士とされています)
 昨日、一昨日の各紙は、民主、社民、連合の3者が野党統一候補を決め、市民団体、候補者を取り下げる共産党が統一候補を支援するとの表現でした。
 しかし経過を見れば、市民団体が各政党に積極的に働きかけた事がきっかけです。
 12月5日に「くまもとネット」が記者会見で野党統一候補を5野党と2労組に求め、7日に文書を受け取った政党がそれに応え、市民団体と政党が足並みをそろえる見込みでした。

 その一番の盛り上がりは、「平和を編む会」が11日に開いた座間宮ガレイさんの講演会でした。各政党、議員さんも駆けつけて手を取りあい気持ちが通じ合いました。しかし何故か?写真のようなビッグニュースは報道されていません。
 「日曜版」では、市民団体のインタビューも掲載しています。
 元県議の平野みどりさんは、「5野党の統一候補擁立の合意は市民の戦争法反対の運動を響きあい、全国にも波及する大きな一歩として歓迎です。なんとしても戦争法を廃止したい」と語っています。
 「平和を編む会」の村田あすかさんは、「私たちのしたことはムダではなく、普通の市民の運動が政治を動かす源泉になることを実感します。「熊本県は、保守王国といわれるほど自民党が強い。安保法制を廃止したい人たちが力を結集させないと自民党には勝てません」と市民の思いを語っています。
 関係者の話し合いがされ、早く立候補の表明になる事を期待しています。