今週の「赤旗」日曜版の見開きの一部です。
イラク戦争に在米日本人が海兵隊員として送られ、無事、帰還したものの若者から笑顔が消え人が変わった。
そんな息子を持つ母親の記事です。
自由と民主主義を謳歌している米国、でも世界で一番、戦争をして、殺し殺されてきた。
他国民を殺し、自国の若者を犠牲にする、民主的システム。狂っている。
表では、自国の犠牲者しか出ていない。帰還兵の障害や自殺や苦しみはでていない。
向き合うべきは、侵略した相手国の犠牲者数。
ベトナム戦争では約200万人。負傷者は倍以上だろう。行方不明者も多い。
イラク戦争、そして内戦は他国に飛び火し、その後遺症は今もつづき、広がっている。
たいがい、強い方が弱い方に向かって戦争を起こす。
誰も、殺させない、これこそ究極のスローガン