サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

安保・戦争法案強行中…⇒対抗戦略 考

 昨日の安保特別委での強行採決に続き、本会議でも強行され安保・戦争法が成立しつつある。
 安倍・自公政権の強引なやり方がまかり通っている。
 戦後、日本は大きな曲がり角を回りつつある。悔しい。(写真・恥ずかしながら雨の中の私)
 しかしそれ以上の希望も獲得した。主権者・国民の立憲主義と民主主義への目覚めだ。
 今日の新聞各紙に目を通した中で、「熊日」の社説を紹介したい。
 「だますものだけでは戦争は起こらない…だまされるものとがそろわなければ戦争は起こらない」
「『だまされていたといって平気でいられる国民なら…今後も何度でもだまされるだろう
 終戦の翌年に、映画監督の伊丹万作が「戦争責任の問題」という文に残している。
 確かに何度も何度もだまされてきた。しかし今回は、事実を本質を、見分けた人が圧倒的に多い。

 この間の事を振り返って、今後の事も考えてみました。
 <疑問、分析が必要な点
自民党公明党議員の造反が皆無だったのはなぜか?
②なぜ安倍内閣の支持率低下が8月以降は鈍ったのか?自民党の支持率が30%程を保ったのはなぜか?
③安倍第1次〜2、3次政権の戦略の分析−人事戦略など
④シールズ論と一般学生・青年への浸透状況の評価と分析
憲法論と共に、9条と前文の諸国民の共同立場と諸国民の安全保障論の展開/中国・米国・アジア国家の外交と諸国民外交
⑥一番の当事者の自衛隊、OB、家族ほかの運動の展開が、被害者となるにふさわしい展開が弱かったのはなぜか?
公明党指導部・閣僚に引きずられる創価学会…立場の逆転? 

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 <今後の対抗戦略について
■ムーブメント立憲主義・主権者の自覚を深め、新鮮で柔軟な運動の展開
●司法での決着違憲訴訟の効果的戦略構築へ、学者・法律家・司法界の良心の総結集。大規模(10万人…100万人)原告団弁護団による訴訟。安倍の司法人事作戦への対抗。
★政治と選挙⇒ 法案賛成議員の落選運動の展開。
      参院選で圧倒的な与野党逆転を果たすための新しい共同・選挙の探求、そのための知恵と力の結集と議論。更に解散総選挙に追い込み、国政の新しい局面を作り出す方向性について。予測される共産党攻撃による共闘破壊への対応戦略。
 とりあえず以上。湧き上がる雲のように。(写真)