HNK籾井会長の発言「放送法に反する」
の見出しの今日の「朝日」です。引用・紹介します。
NHKの経営委員会で委員長代行をしてきた上村達男・早大教授が退任を機に、インタビューでその思いを語りました。これはとても重要です。
上村氏、「就任会見時の『政府が右と言うことに対して左とは言えない』とか、従軍慰安婦問題について『正式に政府のスタンスがまだ見えない』といった最近の籾井会長の発言は、政府の姿勢におもねるもので、放送法に反します。放送法に反する見解を持った人物が会長を務めているということです」と述べ、会長の資格要件に反している指摘しています。
また「少なくとも籾井会長を立派な会長だと思っている委員は、ほぼいないのではないか」とも強調しています。
籾井さんは、正直で率直なんでしょうけど、非常識は非常識で、公共放送を理解していない人です。辞任、解任が相当です。
同時に、事実上籾井氏を送り込んだ安倍首相の責任が問われるべきです。公共放送機関として責任を果たそうと頑張っている職員も少なくないので、こちらは応援を。
NHK籾井会長1年と放送90年・戦後70年 NHK籾井会長1年と放送90年・戦後70年 メディア研究者 松田 浩さん