今年、消費税を3%あげたのに、来年から2年間で法人税を3・29%も下げるそうです。
2年ちょっとすれば、消費税は10%にあげられます。
この節操のなさに対し、大手メディアの批判は皆無です。
メディアに依存しすぎている主権者・国民も、これでは事実も知らず、怒りも沸かない。
減税しようとしているその大企業は、相当に溜め込んでいます。
内部留保金285兆円。1年間で13兆円も積み上げた。
見ての通り、1997年からの16年間で、民間の年平均賃金は467万円が⇒413万円へと、54万円も下げられた。
.
その減らされた賃金は、大企業へと積み重なり、内部留保金が142兆円⇒285兆円へと倍増した。
さらに国民には消費税増税、介護・年金などの切り捨て、一方で大企業は減税。
メディアも概ね賛成で、事実や問題点が知らせない。
内部留保金のほんの一部を使って、社員の給料アップ、非正規社員の正社員化、中小企業への適切な単価へなどすれば、国民の所得が増え、下からの景気回復に向かう。
.
「赤旗」29日
.