戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。 池田大作氏の小説『人間革命』の冒頭の一節です。
元公明党副委員長・元運輸大臣の二見伸明さんまで「赤旗」に登場。
よほどの危機感があるのでしょう。
勇気も必要だったでしょう。
公明党指導部も「平和の党」といいながら、いろいろ言い繕ってはいますが、集団的自衛権に賛成しました。連立のうまみは離し難いのでしょう。
でも支持団体の創価学会員それぞれは、信じるべきものは自分の判断でしょう。
「私は憲法9条は時代を先取りしていると思います」−−二見さんの言うとおりです。
憲法前文の一節は→「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」となっています。
想定しているのは、国家ではなく、各国の諸国民です。
国家対国家は、争うでしょう。双方の権力者が利権と覇権のために。
でも諸国民は、国家に帰属し国家に埋没すべきではなく、国境を超えて協同すべきです。その認識・自覚が大事だと思います。
.
.
早野透は「朝日」のコラムニスト。今は大学教授。
早野さんのポリティカニッポンとうコラムは、よくコピーして読んだものです。
民主党政権時代は、そちらへの期待が高かったようです。
今は、保守対革新ではなく、極右翼対保守・リベラルといったところでしょう。
なので、自民党の元幹事長だった古賀誠さんや加藤紘一さん野中さんなどが対、極右に対して論陣をはっています。どこで…。
共産党の「赤旗」です。(写真は7/6「赤旗」日曜版)
早野さんは言います。
「赤旗」が“戦後保守の受け皿”になっていると。私もそう思います。