サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

集団的自衛権の行使容認を閣議決定―安保政策、歴史的転換


 最初にクイズです。
問い?集団的自衛権を行使した国は、193の国連加盟国中、何カ国でしょうか?
  ?その国々の名前は? 
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 とうとう安倍政権、閣議憲法の解釈を変えて、集団的自衛権行使を認める決定をした。
 歴代の自民党政府が守ってきた一線を、あっさりと破ってしまった。
 これに対し、憲法と法の専門家である内閣法制局は、どんな理屈を編み出してのか?
 聞きたいものだ?
 あらためて憲法9条です。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 「戦力は保持しない」ハズなのに、戦車、戦闘機、戦艦を保持する自衛隊をつくった。
 海外には行かないハズだったが、広い意味では戦争の後方支援をするとして、中東にも出動してきた。
 こんどは、日本が攻撃されていないのに、史上最強の米国を攻撃する国がいるとして、その時、日本に危険が及ぶと、勝ってに判断すれば、他国を攻撃できる、する。
 私たちは、政府のごまかしに、ずいぶん慣らされてきたものだ。

 首相官邸前では、昨日から抗議の集会がつづいている。

<答え>?わずか4ヵ国  ?行使した国は、アメリカ、イギリス、ソ連、フランス
 核兵器を持つ強国です。行使した相手は、小さく弱い国です。独立を侵す軍事介入です。
 日本も4カ国に仲間入りをしたいのだと。(集団的自衛権の深層から)
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