サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

宮下しょうちゃん頑張って−上天草

 明日から上天草の市議選がはじまります。朝7時半出発で、お仲間のみなさんとビラまきの応援に行きます。
 私のお友達、日本共産党議員−宮下昌子さん、旧砥用町出身、とても頑張り屋です。
 ご幼少の頃、家は農家でコメを作っており、小学校の頃から田植えや稲刈りを手伝ったそうです。(私と同じ)
 酪農もやっていたので、5年生の時から、ねーちゃん(双子)と2人で毎朝、牛乳配達をしたそうな…。
 写真はどっちが?どっちか?わかりません。
 たぶん…右が…
 こんな子ども頃の生活が、しょうちゃんの粘り強さを育んだのでしょう。
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 4年前の選挙、実は私も応援に入りまして…結果、オドロキの1位でした。
 さらにその4年前、双子の悦子ネーちゃんの応援も、むなしくは落選でした。(写真)
 さらにその前の姫戸町議選、選挙初挑戦は、最下位で滑り込みで初議席。何かとドラスチックな方です。今回は普通でいいので、ぜひ、22日からも住民のために議会で仕事ができるようにしてほしい
 自民党が進めた市町村合併の弊害は各地にありますが、上天草市の場合もヒドイものです。
 なんせ、島々を天草五橋でつないで、細長いムリな合併です。中心部の大矢野に行くのも遠く、町役場がなくなった旧姫戸町、竜ヶ岳町は、寂れる一方です。役場があれば職員もおり、周辺にお店があり、地域の経済が多少なりともなりたちます。しかし役場がなくなり職員の大半が市役所に通うようになれば寂れるばかりです。そのうち、郵便局がなくなり小中学校が統廃合されます。
 地域の住民にとって大失敗だったのに、自民党政治からはまともな反省がありません
 そして現在やろうとしているのが「道州制」です。県をなくして合併し、九州規模で似たような格差の拡大と地方切捨てをやろうとする。新聞・テレビが政府応援の報道をしているのは、前と同じです。
 やがて、合併にともない地方交付税が減られる時期に入ります。ますます予算が削減され自治体の福祉サービスがが削られようとします。
 そんな時に、住民の声を議会で取り上げ、社会保障切捨てにマッタをかけ、「住民こそ主人公」の市政を主張するのが宮下さんです。議会と市政の内容は「ひまわり新聞」で知らせてきました。
 もう一つ、水俣病問題です。水俣病の症状は激症型から、本人以外に、見た目にはわかりずらいものまで幅が広い。でも苦しんでいます。そういう人たちがいっぱいいるのが水俣の対岸の天草です。
 同じ不知火海プランクトンも魚も行き来する。漁師も水俣沖や御所の浦など、魚が獲れるところでとってたくさん食べた。今のように食べ物が豊富にない時代、子ども達にもいっぱい食べさせた。
 いかし国家は、被害を少なく見せ、賠償を少なくしようと、水俣病の地域を狭く指定した。国家の本質が現われています。(写真:水俣の公園にある地蔵)
 福島原発事故の扱いも、被害の補償も、同じようにすすめようとしています。これからのたたかいに生かすために、水俣病のたたかいをぜひ知ってほしいと思います。国家の本質と、それに立ち向う国民のたたかいの大事さを。
 民医連など医療チームの無料健診活動、裁判での原告団や支援団体、弁護士のたたかい、水俣市議会など地方議会と国会で、日本共産党を先頭にした追及。これらが国家を追い詰め、認めさせる、半世紀を越えるたたかいです。今もつづいています。近く最高裁の判決もでます。
 患者さんらは今でも苦しんでいます。何より、理不尽な事をしたチッソと、企業犯罪をかばった国家には、犯罪を認めさせ、償わせる必要があります。その正義を実現する必要があります。でなければ繰り返します。実際に繰り返してきましたし。
 上天草で、そんなたたかいの先頭に、宮下さんに立ってほしい、ひきつづき。
 議会にどうしても必要な人です。残念ながら他に、こんな活動ができる人はいません。
 では宮下昌子さん、明日、9時半にお会いしましょう。