水俣病不知火患者会会長の大石利生さんが亡くなられた。78歳、今日が葬儀だった。
水俣病の一日も早い解決・被害者の全面的な救済を求めておられたのに、まだ道半ば、悔しい思いだったでしょう。
長く、水俣病のたたかいの先頭にたって来られた人で、いつも青いタスキをかけておられたことを思い出す。ご冥福をお祈りします。
水俣病は、企業と国家の犯罪だ。国家とは何か?
今日に至るも、なお未解決の水俣病問題は、国家の本質がよく現れている。
だまっておけば、企業の利害のために権力を使って国民を犠牲にする。
罪を償わせないと、同じことを繰りかえす。福島原発事故だってそうだし、過去の戦争だってそうだ。
では、主権者国民とは何か? ホウセンカの心です
国家権力の犯罪を明らかにして、罪を償わせ、主権者のための政治を行わせる事だ。
日本の主権者は、まだまだ、それが弱い。水俣病のたたかいは、その中心の一つに位置する。
私が大石さんの動画をアップしたのがありました。8年前の事です。