サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

産文会館解体は開発の犠牲

 熊本市の「産業文化会館」が解体の憂き目あっている。
 年間30万人が来館していた。まだ十分使えるのに。
 私たちもここの会議室は、よく利用していた。
 程よい座席数のホールも賑わっていた。
 会議の前には、よく地下のメシ屋で和食を食ってた。
 そもそもの始まりは→「花畑地区の開発計画」☛どん座・破たん☛「バスターミナル計画」☛その後「公園広場(多目的)計画」へ。
 当初の開発計画が破たんしたのに、幸山市長は、その責任も明らかにしないで、産文の解体だけは実行しようと言うものだ。
 産文の解体費用が4億7千万円。となりの民間ビル2棟の用地と建物保証で約15億円らしい。これも高い気がするし、何か引っかかる。
 交通センターなどの桜町の開発に市がコンベンション施設をつくりマンションなどが共有するような計画だ。総額は500億円?ほどかかり?税金投入は300億円?ぐらいかなー。
 増税に喘ぐ市民・国民を尻目に、開発を急ぐ。民間だけではやれないからだろう。振り返ると「熊日」のビルには「現代美術館」、駅前ののっぽマンションには「森都心プラザ」、こんどの桜町の開発には、「コンベンション」と、国も市も莫大な税金をつぎ込む公共ハコモノ建設が、民間会社の開発をおんぶするかっこうだ。
 これでいいのか? だまってはいられない。
参考・なすまどか 中心市街地開発問題 共産党熊本市議団・市議会だより