サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

弱者のためのジャーナリズム

 今日は金曜日、“金官”に、遅れて、しかも早引きで、ちょこっとの参加でした。みなさん、頑張っておられました。今日は確か、30回目。
 中心でがんばっている“絶叫ギターマンY”の執念でつづいています。
 早引きして参加したのは、“大江・白川・託麻原九条の会」の学習会。
 “弱者のためのジャーナリズムとは…”と題して、元RKKの報道記者・牧口敏孝さんのお話でした。
 長く水俣病の取材で体験した思いを語られ、大手メディアに厳しい見方をしていた私としては、こんなに自問自答しながら頑張っておられる記者もいるんだ、と考えさせられました。
 絵としては視聴率を稼げるだろう取材した映像を、その影響を考えた場合、流すべきかどうか?、とくダネになる情報を握っているが、当事者へのその影響を考えた場合、取材すべきかどうか?で悩んだ事。
しかし結局、いずれも流さなかった、その判断について語られました。(中身は複雑でもあり遠慮します)
 牧口さんが語られた「解決とは何か? 対立のカベをなくすこと(最後に)」が印象に残りました。私もそう思います。
 それには全面的な告発が必要で、そして当事者の告白が必要、そして加害者の謝罪があり、被害者が許す事につながり、対立の壁が小さくなり、社会に教訓として生かす。そんな流れでしょうか…。
 原発事故にしろ、紛争にしろ、そんな流れが早くできることを願いたい。しかしそのため、告発され、それが広く知られることが何より大事と思いました。権力も企業も、情報を隠し、操作するから。