サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

尖閣、竹島争いより、北極海

 毎日のように、竹島上陸、尖閣諸島へ上陸と、騒がしいですねー。
まー、ここは双方とも冷静になって、国際法に則って、話し合い解決でいきましょう。
 韓国と日本と中国、それぞれの右翼さんたちにとって、それぞれの存在感を示せたでしょう。
 実は、派手なパフォーマンスで、対立を煽りあうという、相互依存の関係と思います。
 米軍とテロリストの関係もしかり、米軍と中国軍の関係もしかりです。双方とも産軍複合体の権益確保には、過剰な敵が必要です。
 日本もしかり。國民には、軍事予算の増額に賛成してもらわなければ、軍需会社も軍関係者も存続できませんので…。
 問題は、国家への帰属意識に基づくナショナリズム依存でょう。國民の。
 リンカーンの有名な言葉−」-「人民による人民のための…」は、「国民の国民のよる…」ではありません。民主主義の基本は、「国」の「民」ではなく、「人」の「民」です。 国家は帰属・依存すべき対象ではなく、主権を行使すべき対象です。
 更にすすんで、21世紀の、考えるべき帰属相手は、惑星・地球です。自然の一部として多様な生態系に、人間が依存している事実を改めて知るべきです。その母なる自然を、元には戻せないほと壊しつづけている事です。
 国家が島や領土を争ってまで求めるのは、主に資源の開発が目的。これ以上、地球をほじくり返してどうするつもりだ。石油やガスを地中から出して燃やして大気に放って、どうするつもりだ。と言いたい。
 個人的には、こう思う。争っている地域は各国とも原状を凍結し、資源開発をやめ、魚介類の資源を守るために漁業も規制し、地球に委託された国連が実行支配をする。未来の人たちにも選挙権があり主権を行使できるなら、支持してもらえると思う。地球は現世の人間だけのものじゃない。もちろん人類だけのものじゃない。
 現状で推移すれば、海水の熱膨張とグリーンランドと山脈の氷河が溶け出して、海水面が上昇する。
 やがて各国の低い地域は水没して、海岸線が大きく後退、領土が失われる。
 また砂漠化がすすみ、人が住めず、農業でもできない土地が広がる。場所によっては、河川と地下水も枯渇する。多くの難民が生まれ移動する。当然、争いの元となる。
 北極海氷の減少問題は今日、JAXAが記者会見し、やっとニュースに流れました。
 少し危機感がたりないニュースだなー、と思いながらも、やっとでした。海外のニュースも紹介してほしいと思う。北米の干ばつも深刻だ。