サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

増税成立後、近いうち信を問う⇒なんじゃそれ


近いうちに…」、「国民に真を問います」。近くても遠くてもいい。しかし順序は、増税を決める前だろう。決めてから国民に問うてなんになる?。これは、民主主義を遠ざけるごまかしで、主権を封じるものだ。
 東京新聞は見識あり−消費税増税法案 国民に信を問う潮時だ
 では、昨日につづき、そもそも増税、是か非か?その②
②税金の取り方、使い方はどうなっているか?

 消費税の導入以来、大企業の法人税の減税が行われてきた。消費税は、庶民に負担が重い。カネ持ちが庶民から所得を奪うかっこうだ。こんな表は、もちろんメディアにはでない。
 
 「日本の消費税の税率は、諸外国に比べ税率が低い…」との話。⇒実は、表のとおり、5%でも国税に占める割合は、税率25%ぐらいで、税率の高い国と変わらない。
 他国は、生活費に税金をかけないか、低率だからだ。10%増税になれば、更に国税に占める割合は高くなるだろう。
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 税金の使い方も問題だ消費税をあてにして、公共事業のムダづかい使われてきた歴史がある。

 これがまた復活しそう。「国土強靭化計画」として10年間で200兆円も使おうとしている。「社会保障のため」は⇒増税のための理由づけにされた。もちろん振りまいたのは大手メディアだ。
 大企業・カネ持ちが、カネのちからで、庶民から所得を奪い取るに等しい。庶民は何でもって抵抗すべきか?
 主権の行使でしょう。 国民の力で、増税前に解散・総選挙に追い込み、主権者の意思を示す。

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 北の極地では、少しレベルの違うことが進行している。
 北極海の海氷が、この数日一気に融けだして、この時期としては史上最少になってしまった。6〜7年前の最小時期の9月中旬よりも、1月以上も早く、氷の面積が小さくなった。
 場合によっては9月中旬、07年の最小期を更新するかもしれない。人為的な温暖化の結果だが、海氷の激減とグリーランドの氷河の流出加速といった地球規模の変化が、いったいどんな結果をもたらすのか? 破局の不安、近いうちにまとめて書きます。