今日は、たわいのない「夏の一コマ」の映像をどうぞ。
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昨日は、豪雨被災の熊本市龍田1丁目で被災者の聞き取りを行い、今日は阿蘇市の内牧で、午前中は泥出し、午後は聞き取りを行いました。
やがて一ヶ月にもなろうとするのに、床板をはぐって泥出しをしました。
しかも泥はべっとりとして乾いてもいません。
人が住んでいるのに。行政の手は届いていません。
今日で阿蘇ボラは4回目ですが、まだ、こんなところがあるなんて…。
おそらく職員は、町が合併して市になったも、職員数が少なくなったので大変でしょう。
細かな点では職員に改善点はあるでしょうが、それらを考えるとあまり文句は言えないと私は思います。(写真・外輪山の内側、山肌が削られ豪雨の激しさを示しています)
政治がしっかり手当をする事こそ大事と思います。
県庁職員や他の自治体の応援を入れる事やボランティア募集をテレビにお願いするとか。また、被災地救援と失業対策を合わせて、仕事のない人に雇用の場として、事業化するなども考えた方がいいと思います。日用品や家具、最低必要な家電品なども、中古品でも届けるべきと思います。
聞き取りで、古い小さな家の一人ぐらしのおばあちゃんに「何か?市役所に要望はありませんか?」と聞きました。返事は「何もありません」でした。
でも床上5〜60センチの浸水で、家具に衣類に電気製品も全部ダメになり、寝具もないとの事。
畳は、はいであったので、床板か、台所前の板張りに寝ておられるのかな?と思いました。
暑いのに扇風機もない。水道、電気はきているが、ガスコンロがなく、食事は近くのコンビニに弁当を買いに行っているそうです。おそらく少ない年金ぐらしの方でしょう。遠慮されているか、あきらめておられる様子でした。
共産党の川端阿蘇市議から、市役所に救済していただくよう要請してもらいました。
消費税の増税法案は「10日に採決」と、野田首相が指示したようです。増税されれば、こんなおばあちゃんにも、消費税が2倍もかかります。ヒドか話しです。
政党助成金でも米軍への思いやり予算でも、こっちに回せ!と言いたい。