サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

壊滅的被害受けた三陸鉄道、3年で全線復旧

 昨日のつづき「熊日南阿蘇鉄道の行方は がおもしろい。堀江利雅記者さんが現地に行っての取材記事、なかなかです。(引用紹介します)

 驚きは、「部分運転を再開したのは、震災からわずか5日後の2011年3月16日。線路の安全が確認できた北リアス式線(71キロ+11・1キロ)」で被災を免れた車両を走らせた。29日には、宮古―小本間(25・1キロ)も再開、被災者支援で無料運行を続けた」とある。スゴイ。(写真は南阿蘇鉄道も早く全線復活してほしい・白水)
 南リアス線は317ヵ所の被害がありそうとうひどかったようだが「絶対ぇに復旧せねばという思いで社員一丸となった」と冨手淳旅客サービス部長のインタビューを紹介する。
 そして4月初めには、3年後の全線開通を目指す「復旧計画」をまとめ、国や県に財政支援を猛烈に働きかけたそうだ。

 スゴイ執念。鉄道マンが誇りをかけて、頑張ったのだろう。
 おそらく南阿蘇鉄道の社員さんも、同じように執念を持って今、取り組んでいる事と思う。
 しかしそうはいっても後押しが必要だ。住民、周辺自治体、県民全体の世論と後押しがどうしても必要だ。国に、強く強く粘り強く働きかける事だ。
 熊本城は、熊本市と県の旗振りで、それなりの見通しができているようにも思える。世界の阿蘇南阿蘇鉄道も、これにつづきたい。
 南阿蘇に行ってごらんなさい。列車が走ってくると、ついカメラを向けたくなる。いい風景だ。
 政治の風景も良くしたい。私たち一人ひとりの力で。
 政治の風景を良くすることができれば、私たち一人ひとりの心の風景もすっきり、さっぱりなるだろう