民主党野田政権は、大飯原発の再稼動に踏み出すつもりだ。判断の大きなハードルで再稼動反対のはずだった関西広域連合が、理由はつけても「再稼動」を容認したからだ。
知事でもないのに事実上その中心として扱われている市長の橋下氏も、再稼動する民主党政権を声高に打倒する⇒が妥当に急変した。
さすが橋下さん。「机上の論だけではいかないのが現実の政治だ」と…、「コロッと容認」。いつものことだが心変わりは早い。民主も自民も橋下も、と言ったところ。
「原発の安全神話」が机上の空論だったことが、福島原発の事故で現実となり証明された。
野田総理は、私の責任で判断する、と言う。その判断、もしもの場合どんな責任をとれるのか?説明できるなら説明してほしい。
大飯原発は、フィルターつきベントが完備されていない。免震重要棟も海抜2メートル。津波対策も行われていない。原子力村が生き続けている。
ここは世論をいっきに盛り上げて、必ずストップさせなければならない。原子力村の力は侮れない。しかし取り込まれる連中は最初から決まっている。そんな政治家を選んだのも有権者だ。
いま国民の「再稼動ノー」思いは明確。問われるのは、その意思の貫徹だ。国民こそ、ブレない主権者たれ!
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