サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

高校生平和大使-微力だけと無力じゃない

 今日は、さまざまな行事がありまして2つ参加しましたが、そのひとつ「高校生平和大使」の講演を紹介します。主催は、長嶺地域の「九条の会」。
 
  「高校生平和大使」サイト
高校生平和大使」は、1988年から毎年、国連に代表を派遣し、核兵器廃絶と平和の実現を訴えている運動です。話には聞いていましたが、実際に高校生の話を聞くのは初めてで、熊本市内2つの高校の3年生の女の子2人。
  
 去年、全国から選ばれた仲間とジュネーブの国連に行き、訴えをしたようでスライドで紹介してくれました。
 署名も行い、ドイツ語・フランス語圏の言葉の壁を超えて、142筆とメッセージカードが79枚あつまったようです。
 しかし署名行動の中で、「こんな署名をしても意味がない」「核兵器は必要…」などと言う人もいたようです。当然やる気を失う事になりそうですが、そんな時「ビリョクだけどムリョクじゃない」のスローガンがよみがえるのか、元気に続けているようです。熊本でも「高校生1万人署名運動」として、月1回署名活動をしているとの事で、通りがかったら激励をお願いします。
 また「日本は原発事故を起こしてしまった国なのに、核に反対するのはおかしい…」との問いには、どう答えたらいいか迷ったらしい。これは、日本国民一人ひとりに問われているものとして、一人ひとりが応えを出す事が必要だと私は思った。
 16から17才のかわいらしい、受験も控えている女の子たちなのに、質問にも身振り手振りをまじえ堂々と答えていた。たいしたもん。私の一番の印象は、「いい目をして話すなー」だった。参加者の中にも数人の高校生がいて嬉しかった。
 少し間があったので私も質問をしました。彼女たちのこたえは、まず「友達から友達へ」、そして「ネットも」でした。
 九条の会のスタッフのみなさん、お疲れさまでした。