「朝日」の記事だったと思う。これは、かなり問題だ。紹介したい。
12月9・日に拓かれた核兵器の人道的影響に関する国際会議。 核爆発認識「悲観的過ぎる」日本の軍縮大使が発言
「あらゆる国も国際機関も、核兵器(の使用)による緊急事態や長期的な影響について、適切に対応、援助できない」と議長の総括が示された。当然のことだ。
その立場から、核兵器禁止条約=「非人道的な核兵器を国際法で規制すべきだ」との運動が広がっている。私たち被爆国日本の願いだ。
これに対し、日本の佐野利男・軍縮大使が、「緊急対応能力について少し悲観的だ。議長は、前向きな観点でとらえてほしい」と述べた。
おどろくべき発言だ。世界の国々はなんと思っただろう。
佐野軍縮大使は発言後、「救出の研究なり、力を持つようにすべきではないか」「裸で入れば日被爆してしまうが、防護服を着て入るとか、いろんなことができる」の語ったようだ。
どうらや佐野氏は、軍縮大使なのに、核戦争が起こっても、救出できるから、大丈夫だとでも、言いたいようだ。大事な時には本音をポロリ出すものだと思う。
世界の人々、被爆国の日本国民が願っているのは、防護服が必要な核爆発が起こりえない、核兵器そのものの禁止だ。
被爆国の安倍首相は、この問題大使を罷免すべきだ。この国益毀損にも、
日本で、米国みたいな一般市民による銃乱射事件が起こらないのは、そもそも銃が禁止されているからだ。
世界で一番強い国、他国から攻撃を受けない国、米国から順に大国が核兵器を持って、世界の人々を脅しているのが実際の姿だ。そのウソが核「抑止力」というコトバだ。
核兵器原料のプルトニュウムを大量に保有している日本、ミサイルに転用可能なロケットを持っている日本、潜在的な「核抑止力」、これを失いたくないのかもしれない。
国連が核不使用声明