今週の「赤旗」日曜版です。
日中戦争に従軍した小林太郎という上等兵が日記をつけていました。1937年8月から。
民間人を含む殺害、日々の記録のは淡々としたものに思えます。
しかし、とても残虐です。
当時の日本兵としては、普通の事だったのでしょう。
でも逆の立場にたてば、とても耐えられないことです。
わたしの子どもの頃の記憶として、大人たちの戦争にまつわる酒の席での会話には、悔やみや謝罪の声は聞かれませんでした。どちらかと言えば自慢ばなし。
加害、それゆえの被害。二度と戦争をしないの誓い憲法の根底にあるものと思います。
加害を自覚しないでは、戦争を繰り返す。でしょう。