今週の「赤旗」日曜版に、ジャーナリストの青木理さんがインタビュー掲載されている。
青木さんは、サンデーモーニングでも権力の問題点を鋭く指摘する数少ないコメンテーターだ。ラジオでも動画でも、話はスジが通っていて好感できる。
統一協会と自民党の癒着について自身の体験を語っている。
1990年代に通信社の記者だった時に公安警察を担当していて、公安関係者から「統一協会を調べている」との情報を得た。しかしその後、公安の動きはピタリと止まり、聞けば「政治の意向だ」との話だったようだ。当然、自民党政権の意向によって。
それから30年余、統一協会への社会の監視は弱くなり、統一教会の霊感商法や高額献金などが続き被害は拡大、昨年の安倍氏銃撃事件へと続いた。
「反日」と「嫌韓」が、「反共」と「権力」維持のために協力し統一行動をしてきた宗教う右翼の実態。
「『反共』利用の果て『カルト権力』化」→ そして、今もその動きは続いている。