今日、山都町の大矢野原演習場で日米共同訓練オリエント・シールド2022が行われ、抗議、監視活動に行ってきた。
9時から、近隣住民の松本さんが陸自演習場前で、演習中止を求める抗議文を読み上げ自衛隊側に手渡した。
その後、演習を監視するテントで待機していたが、急な発射音でジャベリンミサイル発射と思われたが、遠方でもありカメラで捉えることはできなかった。
陸自も01式軽対戦車ミサイル試射したようでジャベリンと同じような赤外線誘導弾のようだ。
奄美では、ウクライナで使用されている米ハイマース・ミサイルも、実射はないものの演習に加わっており、どうやらウクライナでの話題になっている兵器の売り込みのような気もする。
.
.
地元メディアには演習の一部を公開したようで、テレビ局のサイトで確認した。
報道が訓練目的を「島しょ作戦」と表現するのは、どうも正確でない気がする。なぜなら、島しょを守る訓練ではなく、あえて奪われたあとに、奪還する陸上での戦闘訓練だからだ。
これでは南西諸島が地上戦となることを前提としている。住民を巻き込まないためには、上陸させない訓練こそ大事であり前提だ。
住民の避難は陸自の任務とはなっていないので、どうするのか? これこそ重大だ。
中国側と南西諸島で対峙しあう、軍事対軍事のエスカレーションに向かうのはとても危険だ。
.