サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ノーベル賞受賞の真鍋さんの発言

f:id:adayasu:20211007201707j:plain:left ノーベル賞を真鍋淑郎さんが受賞した。
 気候問題をかじったつもりなのに私、こんな人がいたとは知らなかった。J・ハンセンらに影響を与え気候モデルを考えた人とは知らなかった。
apnews.com
 上記、AP通信の記事がなかなか。
  引用すると、
「マナベは、気候変動の背後にある物理学を考え出す方が、世界に何かをさせるよりも『1,000倍』簡単だと言いました。彼は、政策と社会の複雑さは、大気と相互作用する二酸化炭素の複雑さよりもはるかに難しく海と陸上の状況を変え、一定のサイクルで再び空気を変えると言いました」
.
 これはこれは。
 人間社会は、人類が滅びるかもしれないと科学的に示されていても、簡単には変わらない、摩訶不思議な複雑系ということになる。
 目先の利害に目がくらみ、全体を考えない人が多いということだろう。
 代表者とされる人が利害関係のなかで、私欲に走っているということ。
 だが、それは彼らの本質であり続ける。
 大事なことは他の多くの人たちの意思をどう?反映させるのかと言うこと。騙されてはダメだし、言いなりになってもいけない。
 人間社会の複雑系を整理し、人間も生物種も持続できるには、市民、人々にしかできない。
  運動も広がりつつあり希望はある。大きな希望ではないが、。。でも希望には違いない。
    急げ!   ということだ。