ノーベル賞を真鍋淑郎さんが受賞した。
気候問題をかじったつもりなのに私、こんな人がいたとは知らなかった。J・ハンセンらに影響を与え気候モデルを考えた人とは知らなかった。
apnews.com
上記、AP通信の記事がなかなか。
引用すると、
「マナベは、気候変動の背後にある物理学を考え出す方が、世界に何かをさせるよりも『1,000倍』簡単だと言いました。彼は、政策と社会の複雑さは、大気と相互作用する二酸化炭素の複雑さよりもはるかに難しく、海と陸上の状況を変え、一定のサイクルで再び空気を変えると言いました」
.
これはこれは。
人間社会は、人類が滅びるかもしれないと科学的に示されていても、簡単には変わらない、摩訶不思議な複雑系ということになる。
目先の利害に目がくらみ、全体を考えない人が多いということだろう。
代表者とされる人が利害関係のなかで、私欲に走っているということ。
だが、それは彼らの本質であり続ける。
大事なことは他の多くの人たちの意思をどう?反映させるのかと言うこと。騙されてはダメだし、言いなりになってもいけない。
人間社会の複雑系を整理し、人間も生物種も持続できるには、市民、人々にしかできない。
運動も広がりつつあり希望はある。大きな希望ではないが、。。でも希望には違いない。
急げ! ということだ。