「朝日」8/31付。
満蒙開拓平和祈念館館長の寺沢秀文さんのインタビューが載っている。
国家に騙されて中国東北部に行った人たちは、敗戦に伴い悲惨な目にあいながら帰国した。
中には思いを果たせず、取り残されたり、亡くなったりした人たちも大勢いた。
日本の国家指導者は、自分たちは真っ先に家族を逃し、自分も日本国内に逃れ、国民は棄民する恥ずべき人たちだった。
米軍撤退によるアフガンが、似たような状況だと思いさせられる。
加害と被害の階層性、誰に一番の責任があるのかはっきりさせ、その人たちに責任を取らせる社会になる必要がある。
いつか長野県に行って、記念館を訪ねてみたい。ついでに松本大本営も。