どこの写真でしょう。
実はわが苓北町の役場よこです。
島の原水協メンバーらが町長さんに申し入れたら、あっさりと、役場の横に垂れ幕をたれさせてくれたとのこと。
苓北町は、戦前から長崎との往来も多く、被爆関係者も少なくない。
町は、地域の人たちの運動もあり非核自治体宣言も掲げている。
(レタスの産地だが、コロナ問題もあり市況はどうだろうかと、ちと心配)
.「歓迎 核兵器禁止条約発効」
ニュースには、日本の核廃絶運動こそが、核兵器禁止条約成立の土台であり要であったとの認識が弱いと思う。
私も青年時代から核兵器廃絶の運動に取り組んできたが、やっとここまでは来たか、という感慨でいっぱいだ。
世界を動かす、長く運動を続けてきた人たちのの確信、ここに! という思いだ。
情けないのは菅自公政権の姿だ。真っ先に批准すべき戦争被爆国なのに、この条約に背を向けている。核抑止力論に立ち、核保有国の立場にたち続けている。
だいたい核「抑止力」というのが核大国の核なし国に対するゴマカシだ。また、核大国の自国民に対する茶番でもある。
むかし、植民地支配が当然とされた時代があり、女性差別、黒人差別が当たり前とされた時代を、多大な犠牲と運動のうえにのりこえた。核廃絶、多くの人にその認識たち、実行する体現者になってもらいたい。
まずは、戦争被爆国日本の国民の認識。核「抑止力」論の克服こそ、次の重要な一歩だ。