サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

核兵器禁止条約の意義・可能性-目加田説子さん

 目加田説子さんといえば、TBSのサンデーモーニングにコメンテーターとして時々出演しているぐらいにしか思っていなかった。
 対人地雷廃絶の運動をやっていたとは知らなかったし、インタビューの内容がとてもよかったので紹介したい。(「赤旗」2/15付け)
 先月、歴史的な核兵器禁止条約が発効されたが、それでも核廃絶への道のりは遠いと思っていた。確かに、核兵器保有国が、そこの国民の世論が変わらなければ、簡単に核廃絶は進まないとも思っている。
 しかし、対人地雷禁止条約、クラスター爆弾禁止条約の経験をいかしていけば、核兵器廃絶も大いに可能性があると知った。
  その経験とは、「部分規制」でなく、「全面禁止」が重要と。
 核保有国の核軍縮では、核兵器の抜本的削減がすすまないし、非核保有国の核拡散防止条約では、条約から離脱し、核保有国になる国がある。いずれに部分的な規制では抜け道があるということ。そこで「全面禁止」。対人地雷禁止条約の経験から学んだ。
 市民の運動、世界の世論が変わる。核保有国の国民の世論が変わる。変える。
 

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