斉藤幸平さんの『大洪水の前に:-マルクスと惑星の物質代謝』が、『政經研究』奨励賞を受賞しました。(どんな研究会が知りませんが)「人新世の資本論」の売れ行きといい、新しいマルクス主義が注目されていると感じます。
贈呈式が行われ際の斉藤さんのスピーチがとても興味深かったので紹介します。
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同書も人新世の資本論も読みましたが、なんでこんな若い人がマルクスに関心を持ち、気候や持続可能問題の解決への考えに至ったのか分かりませんでした。それが、この動画で分かりました。
11月2日に第4回『政經研究』奨励賞贈呈式が行われ、受賞著書『大洪水の前に』の著者である斎藤幸平(@koheisaito0131)さんにスピーチを行っていただきました。ポスト資本主義を構想する理論的参照軸としてマルクスの復権を展望する同書の概要と、執筆の背景についてお話しいただきました。 pic.twitter.com/aGRM6IJ9Ng
— 公益財団法人 政治経済研究所 (@TheSeiKeiKen) 2020年11月6日
(写真は記述と関係ありません。今夜のおかず。物質代謝の意味を込めて適当に探した結果)