サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「慰安婦」合意の非公開内容

f:id:adayasu:20190903105315j:plain
 2015年の戦後70年の「安倍談話」は、韓国の植民地化を進めた日露戦争を美化し、「子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べている。
 謝罪する事に被害意識を持っているようだ。
 国内向けに反省的な雰囲気を出しながら、相手国から見れば「河野談話」を否定する「じょうず」な内容になっている。相手が国家でなく、被害を受けた民間人の感情まで、加害の国家が否定する事はできない。
 なぜ、これほどまでに否定したいのか? ドイツやイタリアのように素直に、相手が言う必要ないほどまでに謝罪するのがなぜイヤなのか。
 ドイツ、イタリアの戦争遂行者は、戦後政権についていない。日本は、ほぼ、そのまま、戦犯の返り咲きも含め、引き継いでいる。ここに先の侵略戦争を否定したがらない背景の本質がある。それが長年の報道と教育によって主権者に浸透していることは残念でならない。
 これも戦争遂行勢力とのたたかいであり綱引きだ。頑張らないと本当の事は知ることができない。