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(写真)第2次日韓協約締結時の日本と韓国の首脳(『画報日本近代の歴史7』から)
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8日と今日の「赤旗」に いま振りかえる 植民地支配歴史と実態
脅迫と強圧で実現した「韓国併合」 が掲載されている。
歴史の事実に向かわない報道が続く中で。極めて大事な視点だ。
www.jcp.or.jp
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日韓問題においてポイントは、日本による韓国の「併合」問題だ。合法的な「併合」だったとする、戦前から戦争を遂行した日本の指導者の考えが今も勢いを増して主張され国民にも浸透している。
第二次大戦前、欧米に出遅れながらも日本は、帝国主義的な植民地獲得戦争に突き進んだ。多くの論は、あの時代、欧米と同じ事をやったのだから批判されるいわれはないという論調だ。
しかし今日から見て、侵略は侵略として、人権侵害は侵害として批判され、今日に生かさなければならない。
徴用工については、その植民地下で、戦時の徴用・動員だったとしても強制連行・労働であり、当時の国際法に照らしても許さない事を国策として企業が行ったのは事実だ。
苦しんだ被害者はいたのありで、被害を受けた人の賠償は当然のことで、その個人の請求が国家が放棄するなど許されない。
強制連行・労働で苦しんだ人、亡くなった人、その供養や記念碑は日本のあちこちにある。
(写真)全国に拡大した反日義兵運動の兵士(『画報日本近代の歴史7』から)