サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

北半球 熱波 世界猛暑 海洋温暖化①

 今日の「熊日」と「読売」世界の異常気象を報道している。
 気温 42.6度
   北極圏でも 33度
       大規模火災も  オマーンの最低気温、夜の気温42.6℃にはびっくりする。
 異常気象+温暖化の底上げが猛暑の原因だ。いつまで続くやら。
 熱中症で亡くなる人も出てきており、高温、熱波も災害の範疇になってきた。これから世界はどうなっているのか?
 温度に関し、惑星地球にとって、気温、異常気象だけが問題ではない。
 地球の表面面積の7割を占めているのは、海だ。
 と言う事で、「海の温暖化」(日本海洋学会)を買って読んでいる。
 私には難しいけど、ザっとわかればいいと思っているので、少しづつ紹介します。お付き合いを❤。
 この本の「海洋物理」の項ところに書いてあったが、海の重要性にハッとした。
 海の熱容量は、大気の1000倍あるそううだ。
 海全体の温度を1℃あげるための大気は1000℃必要になる。
 海の温度を、0.01℃分の熱を大気に放出したとしたら、大気は10℃上がる。
 今年も暑い夏を迎えているが、温暖化により海には過去の膨大な熱が貯蓄されていることになる。その分、大気の温暖化は、見かけよりも緩和されていることになる。もちろんCO2も吸収し貯蔵している。
 だから気候変動というより、地球温暖化は、大気・海洋温暖化と呼ぶべきかもしれない。
 今日も熊本は37〜8度、暑かった。エアコンつけっぱなしのこの矛盾。